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アイスランド、フランス、ドイツ、そして北海道。南佐和子は、ダイナミックな自然と、それを切り拓いてきた文明的な生活が交錯する場所を旅しながら、土地に表れた「時間の積層」に目を向けてきました。
本作は、氷河や柱状節理といった太古の地球活動の痕跡、宇宙から時間と光を運ぶオーロラ、瞬間の中に命を繋ぐ動植物などの多様な時間のあり方を、風景の中に感じ取り、作品化したものです。
AIやSNSが発達し、即時性や効率が求められる現代社会。急ぎ足に生きる人間の足もとに広がるのは、数十万年、数百万年(=EONS)と積み重ねられてきた地球の営みです。時間とは何か。風景の中に時の流れを捉え直す、哲学的な問いが広がる写真集です。
・判型:A4変型(天地220mm×左右240mm)
・112ページ、上製本、オールカラー
・書店発売日:2026年4月17日
・定価:5,500円(本体5,000円+10%税)
・ISBN:978-4-9913246-7-3 C0072
【著者プロフィール】
南 佐和子(みなみ・さわこ)
和歌山県出身。独自の切り口と直感で自然風景を切り取る。著書に『カメラと旅するアイスランド』(風景写真出版)、『Obscure 風の記憶』(日本写真企画)。(公社)日本写真家協会会員。